面と向かって「どちら様?」と言える日本人にないたいと…
スズキです
タイトルにもある通りドイツの物理学者ガブリエル・ファーレンハイトさんのおはなし
ファーレンハイトさんって何した人か?
18世紀の科学者であり、それまでアルコールを使っていた不正確な温度計を水銀を使うことで正確に気温を表示することに努めました なにより有名なのは華氏温度をつくったことです
日本では馴染みの薄い華氏ですが、欧米では一般的に利用されています 海外の天気予報なんか見た時になんじゃこの暑さは!と驚くことがあるかもしれません
摂氏はセルシウス温度とも言われ℃が使われます CはCelsiusの頭文字Cです
華氏はファーレンハイト温度と言われ°Fが使われます FはもちろんファーレンハイトさんのFです
摂氏37.8度 が 華氏100度です
摂氏100度 が 華氏212度です
わかりづらいですね 華氏の定義です
「ファーレンハイト温度目盛では水の融点を32度、沸点を212度として水と氷点と沸点の間を180度に区切る」
なんとも面倒です
水の状態変化を基準としているのは摂氏と一緒です ではなんでこんな中途半端な数字になるようにしたのか…
ファーレンハイトさんは身近な気温というものを世の中の人に抵抗なく数字として認識してもらうために人の体温を96度になるようにしました そして風邪を引いたときの体温を少し高めの100度 風邪のとき彼の母が作ってくれた氷嚢の温度を0度になるよう設定したそうです
この話を聞くまで華氏ってわかりづらいなと思っていましたが、なんて人の温かみが詰まっているんだ
摂氏よりも華氏のほうが温かいなあ と 気持ち的にね
ではでは
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